ヒカル活動休止の理由はなぜ?30億円シャンプー在庫は嘘?ReZARDの口コミ・評判まで徹底調査

ヒカル シャンプー 在庫 YouTubeチャンネル
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2025年6月11日、トップYouTuberのヒカルさんが「トラブルがあったので活動休止します」という衝撃的な動画を公開し、ネット上が騒然となりました。その理由として語られたのは、自身が手掛けるブランド「ReZARD(リザード)」のシャンプーが抱える莫大な在庫問題。しかし、その手法から「また炎上商法では?」「在庫の話は嘘じゃないの?」といった疑惑の声が多数上がっています。

実際のところ、活動休止の真相は何なのでしょうか。そして、30億円ともいわれる在庫問題は事実なのでしょうか。さらに、ヒカルさんが経営する「ReZARD」とは一体どんな会社で、渦中のシャンプーの成分や実際の口コミ・評判はどうなっているのか、気になる点は尽きません。

この記事では、それら全ての疑問に終止符を打つべく、公開されている情報や動画内容、関係者の発言、ネット上の口コミを網羅的に調査・分析し、どこよりも詳しく解説していきます。他のどのサイトにもない、圧倒的な情報量で真相に迫ります。

この記事を最後まで読めば、以下のことが全てクリアになります。

  • ヒカルさんが活動休止を発表した本当の理由と、その裏に隠された巧妙なビジネス戦略
  • 30億円のシャンプー在庫問題が嘘か誠か、数字のカラクリを含めた真相
  • ReZARD(リザード)がどんな会社で、誰が経営し、どのような未来を目指しているのか
  • 専門家の意見を基にしたReZARD beautyシャンプーの具体的な成分評価と品質の実態
  • ネット上の忖度ないリアルな口コミ・評判を徹底分析し、あなたが「買うべきか」を判断できる材料
目次

1. ヒカルの活動休止理由はなぜ?シャンプー在庫問題が全ての始まり

まず、今回の騒動の核心である「活動休止」について、その経緯と理由を時系列で詳しく見ていきましょう。ヒカルさんの口から語られた理由は、一見すると経営のピンチですが、その裏にはしたたかな戦略が隠されていました。これは単なる休止宣言ではなく、壮大な物語の幕開けだったのです。

1-1. 2025年6月11日の「活動休止宣言」とは何があった?

2025年6月11日、ヒカルさんは自身のYouTubeチャンネルで「トラブルがあったので活動休止します」と題した動画を公開しました。動画は緊迫した雰囲気で始まり、彼は神妙な面持ちで次のように語ります。

「はいちょっと今緊急動画回してるんですけど活動休止します。理由はあんまり言いたくないんですけどシャンプーが売れ残ってます。みんなを信じてね大量に発注して在庫を恐ろしく積んだんですけどいやもちろん売れました売れたんですけど売れ残ってます。悔しいです。僕もこの道半ばでYouTube人生をストップさせてしまうのは本当に悔しくはあるんですけども約束は約束なんでみんなが買ってくれないと活動再開できないです」

この発言は瞬く間に拡散され、多くのファンや視聴者に衝撃を与えました。トップYouTuberの突然の活動休止宣言は、それ自体が大きなニュースとなります。しかし、過去に他のYouTuberが見せた不祥事による自粛や、精神的な燃え尽き症候群による休止とは、明らかに毛色が異なりました。彼の目には悔しさと同時に、どこか挑戦的な光が宿っているようにも見えました。

1-2. 在庫購入が活動再開の条件という前代未聞の提案

ヒカルさんは続けて、活動休止を回避するための「条件」を視聴者に提示します。その内容は、まさに前代未聞のものでした。

「逆を言えばこの動画でみんながシャンプーを買ってくれれば明日からでも活動再開します!」「1万人とはいわない、5000人分でも売れれば動画出しますよ。24時間で売れてくれれば、明日の19時半に出します」

つまり、活動休止の理由は「シャンプーの在庫問題」であり、その在庫が売れれば活動を再開するという、視聴者の購買行動に自身の活動を委ねるという異例の発表だったのです。これは、ファンや視聴者を単なる「見る側」から、彼のビジネスを左右する「当事者」へと引き込む、非常にインタラクティブな提案でした。

さらに、「1万人売れれば木曜日も休まず毎日投稿する」といった追加のインセンティブも提示し、視聴者の購買意欲を巧みに煽りました。この手法には「何様だ」「ファンを金づるとしか見ていない」といった批判も多く集まりましたが、同時に「ヒカルらしい」「面白い企画」「応援したい」と捉えるファンも少なくありませんでした。これは、近年の「応援消費」や「推し活」といった消費行動の心理を巧みに突いた戦略とも言えるでしょう。

1-3. 事の発端は「30億円」規模のシャンプー在庫問題

この活動休止宣言の約2週間前、2025年5月29日に公開された動画「ヒカルさんこのままじゃ倒産します」リザードからキャッシュが5億円消えました」で、事の発端が明かされていました。

動画では、ヒカルさんが経営する株式会社ReZARDのスタッフから、シャンプーを大量に発注しすぎた結果、会社のキャッシュが半分になり、このままでは倒産しかねないという深刻な状況が報告されます。その在庫数は約30万点、売上に換算すると「30億円分」にも上るといいます。倉庫に天井まで届くほどの段ボールの山は、事態の深刻さを物語っていました。

なぜこのような事態に陥ったのか。それは、過去にReZARDのシャンプーが発売のたびに即完売し、「買いたくても買えない」「もっと在庫を積んでくれ」という視聴者からの声が殺到したためでした。D2Cビジネスにおける需要予測は非常に難しく、特にヒカルさんのような爆発的な影響力を持つインフルエンサーの場合、その予測は困難を極めます。彼はその声に応える形で、そして持ち前の負けず嫌いな性格から「売り切れない数を」と大量発注を指示。その結果が、会社の存続を揺るがしかねないほどの巨大な在庫の山となったわけです。

この一連の流れは、ヒカルさん自身が作り出した「祭り」であり、活動休止宣言は、その祭りを最高潮に盛り上げるための起爆剤であったと分析できます。

2. ヒカルのシャンプー在庫抱えは嘘?30億円の真相と巧妙な戦略

「30億円の在庫」というインパクトのある数字と、それを逆手に取った活動休止宣言。多くの人が「どうせ嘘だろう」「宣伝のためのやらせ(釣り動画)では?」と疑いの目を向けています。ここでは、この在庫問題の信憑性と、その裏にあるマーケティング戦略を深掘りします。

2-1. 在庫問題は「嘘」ではなく「誇張」を含んだ事実

結論から言うと、大量の在庫を抱えていること自体は「事実」と考えられます。5月29日の動画では、実際に倉庫に山積みになった段ボールが映し出されており、ヒカルさんやスタッフの焦りは演技とは思えないほどのリアリティがありました。キャッシュフローが悪化しているという報告も、大量仕入れを行えば当然起こりうる事態です。

ただし、「30億円」という数字には注意が必要です。これはあくまで「定価で販売した場合の売上換算額」です。実際の仕入れ原価はそれよりもはるかに低いはずです。化粧品業界に詳しいネット上のコメントでは「原価率20%以下ではないか」という指摘もあり、仮に原価率を20%と仮定すると、実際の仕入れ額は6億円程度と推測されます。もちろん6億円でも莫大な金額ですが、「30億円の負債」というわけではないのです。

この数字の使い方は、視聴者にインパクトを与え、事態の深刻さを印象付けるための「誇張」を含んだ演出と言えるでしょう。つまり、在庫問題は「嘘」ではないが、その見せ方には多分に戦略的な意図が込められている、というのが真相に近いと考えられます。アパレル業界などでは、売れ残った在庫はセールやアウトレットで大幅に値引きして販売するのが一般的ですが、ヒカルさんはあくまで「定価で売り切る」ことにこだわり、そのプロセス自体をコンテンツにしている点が特異です。

2-2. ネット上の「やらせ」「釣り動画」という批判的な声

この一連の動画に対し、ネットのコメント欄やSNSでは批判的な意見が殺到しました。その多くが、今回の騒動を「やらせ」や「炎上商法」と見るものです。批判の内容は、いくつかのパターンに分類できます。

  • 販売手法への批判:
    「どうせこの後『みなさんのおかげで完売しました!』っていう動画を出すまでのシナリオでしょ」「毎回同じ手口。情に訴えかけてファンに買わせるやり方は好きになれない」「自分の経営判断のミスを、視聴者の『頑張り』のせいにするのはおかしい」
  • ヒカルという人物への不信感:
    「金持ちアピールしてるんだから自分で買えばいい」「本当に困っているなら、寄付するとか別の方法があるはず。結局は自分の儲けのため」「上から目線の物言いが不快」
  • 商品への疑問:
    「本当に良い商品なら、こんなことしなくてもリピーターがついて売れるはず」「インフルエンサープロデュースというだけで買う気になれない」

こうした意見が出るのは当然でしょう。ヒカルさんは過去にもVALU騒動などで大きな批判を浴びており、彼のマーケティング手法には常に賛否両論がつきまといます。特に「買ってくれないと活動休止」という、ファンの善意を人質に取るかのようなやり方は、ファン以外の層から強い反感を買う結果となりました。

2-3. 在庫問題を逆手に取ったヒカル流のマーケティング戦略

批判的な意見が多い一方で、今回の手法は非常に巧妙なマーケティング戦略であると分析することもできます。ヒカルさんは、自らが招いた「ピンチ」を、壮大な「エンターテイメント」へと昇華させているのです。

彼自身、動画の中で「逆に売り切れなかった時の物語を見せてくれってコメントがあった」「ヒカルが売り切れなかった時どんな動きすんだ、それを見せてくれって。俺それ見た時にこいつ天才かと思った」と語っています。これは、単なる「お願い」ではなく、**「在庫完売までのプロセス」そのものをコンテンツ化する**という宣言に他なりません。これは「物語消費(ナラティブ・コンサンプション)」と呼ばれる手法で、消費者は商品の機能的価値だけでなく、その背景にある物語や体験にお金を払います。

この戦略のポイントは以下の通りです。

  • 物語性の創出: 「倒産の危機」という分かりやすいピンチを作り出し、「視聴者の力で救う」というヒーローストーリーにファンを巻き込む。
  • 緊急性と限定性の演出: 「24時間以内に」「あと〇〇人」といった具体的な目標を設定し、今すぐ買わなければならないという緊急性を煽る。
  • 圧倒的な話題性: 「活動休止」「30億円在庫」というパワーワードでメディアやSNSの注目を集め、無料で大規模な宣伝効果を得る。
  • ファンとの共犯関係: 購入したファンを「ヒカルを救った共犯者」と位置づけ、より強固なエンゲージメント(絆)を築く。

この手法は、製品の品質や価格だけで勝負するのではなく、「ヒカルという物語」に参加する体験を売る、究極のインフルエンサーマーケティングと言えるでしょう。好き嫌いは分かれるものの、失敗すらもコンテンツに変え、莫大な利益に繋げるその手腕は、他の誰にも真似できないヒカルさんならではの強みです。

3. ReZARD(リザード)とはどんな会社?ヒカルが手掛ける事業の全貌

今回の騒動で注目を集めた「ReZARD」。単なるタレントのグッズブランドと思われがちですが、その実態は本格的な事業展開を行う企業です。ここでは、その会社概要から経営体制、事業内容までを詳しく解説します。

3-1. 株式会社ReZARDの会社概要と設立の経緯

ReZARDは、ヒカルさんが2019年11月に設立したブランドです。「高品質なものを低価格で」というコンセプトを掲げ、設立当初はアパレルを中心に展開していましたが、現在ではその領域を大きく広げています。

運営会社は、ヒカルさんが代表取締役社長を務める「株式会社シュプラス」や、関連会社の「株式会社ReZARD」などが担っているとみられます。ヒカルさんは単なる広告塔ではなく、ブランドの筆頭株主であり、経営の意思決定にも深く関与しています。

設立の背景には、ヒカルさんの「世の中の価格設定への疑問」がありました。彼は、有名ブランドの商品が高価なのは、莫大な広告費や一等地の店舗費用が上乗せされているからだと指摘。自身のYouTubeチャンネルという強力な広告塔を使えば、それらのコストを徹底的に削減し、浮いた分を原価に投下して、高品質な製品を適正価格で届けられると考えたのです。これが、中間業者を介さず顧客に直接商品を販売するD2C(Direct to Consumer)モデルの根幹となっています。

3-2. ReZARDの代表は誰?ヒカルと経営のプロ・入江巨之の関係性

ヒカルさんがブランドの「顔」であり、天才的なマーケターであることは間違いありませんが、その経営を裏で支える重要なパートナーがいます。それが、株式会社サムライパートナーズ代表取締役の入江巨之(いりえ なおゆき)さんです。

入江さんは18歳で起業し、20年以上にわたり通販・マーケティング事業で実績を積んできた経営のプロフェッショナルです。ReZARDの運営において、ヒカルさんがクリエイティブやマーケティングという「攻め」を担い、入江さんが事業戦略や組織運営、財務といった「守り」と「仕組み化」を支えるという、強力なタッグを組んでいます。

入江さんはインタビューで「僕の役割は未来を作ること」「現状維持はマイナスだと思っている」と語っており、常に事業の成長とグローバル化を目指しています。ヒカルさんの圧倒的な影響力という「矛」と、入江さんの堅実な経営手腕という「盾」。この二つの歯車が噛み合うことで、ReZARDは単なるインフルエンサーブランドに留まらない、IPO(株式上場)をも視野に入れる本格的な企業へと成長を遂げているのです。

3-3. アパレルからホテルまで!多岐にわたる事業内容

ReZARDが手掛ける事業は、もはやアパレルや化粧品の枠を超えています。その多角的な展開は、一つのライフスタイルブランドとしての確立、いわば「ヒカル経済圏」の構築を目指していることを示唆しています。

事業カテゴリブランド名・事業内容特徴
アパレルReZARDブランドの原点。着心地の良い素材にこだわったパーカーやTシャツが人気。近年はスポーツラインも展開。
化粧品・美容ReZARD beauty今回の主役であるシャンプーのほか、スキンケア、日焼け止め、ヘアオイルなどを展開。品質にこだわった処方が特徴。
脱毛サロンReJehanne(リジャンヌ)ヒカルさんがオーナー兼プロデューサーを務めるメンズ脱毛サロン。全国に店舗を展開。
食品冗談抜きで旨い馬刺し高品質な馬刺しを販売するD2C事業。YouTubeでの紹介をきっかけに大ヒット。
ホテルHOTEL385 Project by ReZARD「ReZARDの世界観を体験できる」をコンセプトにしたホテル事業。異業種からの参入として注目を集める。
その他ゲームアプリ(XENO)、サプリメント(P3)、パワーストーン(ストーンマーケット)などエンタメやウェルネス、スピリチュアル分野にも進出。2024年にはストーンマーケットの社長にも就任。

これらの事業展開から、ReZARDがヒカルさんのファン層を基盤に、衣食住のあらゆるシーンに関わる総合ライフスタイル企業を目指していることが分かります。2021年の時点で年商50億円を公言しており、その事業規模は日本のインフルエンサー発ブランドとしては最大級です。

4. ヒカルのシャンプーの成分は?専門家の意見を元に徹底解析

「物がいい」とヒカルさんが豪語するReZARD beautyのシャンプー。その品質は本物なのでしょうか。ここでは、具体的な成分や専門家の意見を基に、その実力を客観的に分析します。

4-1. ReZARD beautyのシャンプーラインナップと価格

まず、現在ReZARD beautyがメインで販売しているシャンプーは主に2種類です。

  • ReZARD beauty スカルプシャンプー&トリートメント(メンズ向け)
    • 価格: 約8,000円(セット)/ 1本あたり約4,000円
    • 特徴: 頭皮環境を整えることに特化し、フケやかゆみを防ぐ成分を配合。さっぱりとした洗い上がり。
  • ReZARD beauty バランシングシャンプー&トリートメント(レディース向け)
    • 価格: 約9,000円(セット)/ 1本あたり約4,500円
    • 特徴: 髪のダメージケアやうるおいのバランスを重視。しっとりとしたまとまりのある髪を目指す。

これらの商品はサブスクリプション(定期購入)が基本となっており、初回は20%オフ、2回目以降は10%オフで購入できます。価格帯としては、市販のシャンプーよりは高く、サロン専売品と同等か少し安いくらいの、いわゆる「高級シャンプー」の部類に入ります。サブスクモデルは、買い忘れを防ぎ、割引を受けられるメリットがある一方、不要な場合でも届いてしまう、解約が手間といったデメリットもあります。

4-2. 専門家が分析する全成分とその効果

ヒカルさんは「広告費ゼロだから成分にコストをかけられる」と主張しています。その言葉通り、成分構成は市販品と比較してこだわって作られていることがうかがえます。

ヒカルさんの専属ヘアメイクであり、元美容師の捧(ささげ)さんが監修したというシャンプーには、以下のような特徴的な成分が配合されています。

  • 洗浄成分:
    ラウロイルメチルアラニンNaやココイルメチルタウリンNaといった、アミノ酸系のマイルドな洗浄成分を主成分としています。これは、一般的な市販シャンプーに多い「ラウレス硫酸Na」などの強力な洗浄成分と比べ、頭皮への刺激が少なく、必要な皮脂や潤いを奪いすぎないという利点があります。敏感肌の人でも比較的安心して使いやすい処方です。
  • 頭皮ケア成分:
    特にメンズ向けのスカルプシャンプーには、グリチルリチン酸2K(甘草由来の抗炎症成分)やピロクトンオラミン(フケ・かゆみの原因菌の増殖を抑える抗菌成分)など、頭皮環境を健やかに保つための有効成分が配合されています。
  • 補修・保湿成分:
    加水分解ケラチン(髪の主成分であるケラチンを補う)や各種植物エキス、セラミドなど、髪のダメージを内部から補修し、潤いを与える成分が豊富に含まれています。特にドライヤーの熱に反応してキューティクルを補修・コーティングする「γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)」の配合は、近年の高機能ヘアケアのトレンドを取り入れた処方と言えます。

化粧品業界の関係者とみられるネット上のコメントでも「割といい原料を使っている」「この成分のレベルでこの金額は(広告費をかければ)ありえない」といった声が見られ、成分へのこだわりは本物である可能性が高いです。

4-3. 広告費ゼロだから実現できる「高品質・低価格」の真偽

では、ヒカルさんの言う「高品質・低価格」は本当なのでしょうか。これは「何と比較するか」によって評価が変わります。

【真実の側面】
大手メーカーがテレビCMや雑誌広告に莫大な費用をかけているのは事実です。仮にReZARDが同じレベルの広告宣伝を行えば、現在の価格で販売することは不可能でしょう。その意味で、広告費をかけずにYouTubeという自社メディアで販売することで、同等の広告宣伝費をかけた他社製品よりも原価率の高い(=成分にお金をかけた)製品を作れる、というロジックは成り立ちます。

【課題の側面】
一方で、化粧品成分の専門家からは「価格に見合うほどの特筆すべき独自性はない」「同等の品質でもっと安価な製品は存在する」という厳しい意見も出ています。近年はReZARDのようなD2Cモデルで広告費を抑え、高品質な製品を安価で提供するブランドは他にも数多く存在します。その中で、ReZARDの価格設定が突出して「低価格」かというと、疑問が残るのも事実です。

結論として、ReZARDのシャンプーは「高品質」ではあるものの、その「価格」は成分の価値だけでなく、「ヒカル」というブランド価値、豪華なパッケージ、そしてメンバーシップ動画の視聴権といった様々な付加価値を含んだものと捉えるのが妥当でしょう。「低価格」というよりは「価格相応の付加価値を提供している」と評価するのが適切かもしれません。

5. ヒカルのシャンプーの口コミ・評判は?炎上覚悟の忖度なし評価まとめ

どんなに成分が良くても、実際に使った人がどう感じたかが最も重要です。ここでは、ネット上に見られるReZARDシャンプーのリアルな口コミ・評判を、「良い評価」「悪い評価」に分けて忖度なく紹介します。

5-1. 良い口コミ・評判「香りが最高」「髪がサラサラになった」

まずは高評価の口コミから見ていきましょう。特に「香り」と「使用感」に関する満足の声が多く見られました。ヒカルさんのファンだけでなく、純粋に商品を評価する声も少なくありません。

  • 香りについて
    • 「Diorの香水を彷彿とさせるようないい女の香りがする。とにかく匂いが好きすぎるし、持続性もある」
    • 「強すぎず弱すぎず、上品なホワイトフローラル系の香りで癒される。毎日のバスタイムが楽しみになった」
  • 使用感・効果について
    • 「少量でも泡立ちがすごく良くて、きめ細かい泡で優しく洗える。洗い上がりがスッキリするのに、髪は潤って頭が軽くなった感じ」
    • 「ブリーチで傷んだ髪だったが、使い続けていたら髪がサラサラになって指通りが良くなった。美容師さんにも髪質を褒められた」
    • 「長年悩んでいた頭皮のかゆみやフケが、これに変えてからかなり治まった。スカルプケア効果を実感している」
  • その他
    • 「黒と金を基調としたボトルデザインが高級感あっておしゃれ。お風呂場に置くだけでテンションが上がる」
    • 「最初はヒカルのファンだからという理由で買ったけど、普通に商品が良くて何度もリピートしている」

特に香りの評価は非常に高く、多くのユーザーが購入の決め手や満足度の高いポイントとして挙げています。また、ヒカルさんの影響力を抜きにしても、製品自体のクオリティに満足している声が一定数存在することがわかります。

5-2. 悪い口コミ・評判「値段が高い」「効果が感じられない」

一方で、もちろん厳しい意見や低評価の口コミも存在します。特に「価格」と「期待した効果とのギャップ」に関する不満が目立ちます。

  • 価格について
    • 「シャンプーとトリートメントで8,000円以上は、毎日使うものとしては高すぎる。品質は悪くないと思うけど、リピートは経済的に厳しい」
    • 「このクオリティなら、もっと安くて良いシャンプーは他にいくらでもあると思う。美容室専売品でも探せばもっとコスパの良いものがある」
    • 「送料や手数料を考えると、結局1万円近くになる。ヒカルさんのファンへの価格設定だと感じた」
  • 使用感・効果について
    • 「期待していたほどのダメージ補修効果は感じられなかった。髪のきしみが残る時がある」
    • 「洗浄力がマイルドすぎて、ワックスやオイルなどのスタイリング剤が一度でしっかり落ちているか不安になる」
    • 「育毛効果を期待して購入したが、特に変化はなかった。あくまで頭皮環境を整えるだけで、発毛を促進するものではない」
  • その他
    • 「ヒカルプロデュースと知らずに買った。インフルエンサーの名前で価格が上乗せされている気がして、知っていたら買わなかった」
    • 「サブスクリプションの解約方法が公式サイトで少し分かりにくかった」

最も多く見られたのが価格に対する不満です。品質をある程度認める声がありつつも、その価格設定に納得できないユーザーは少なくないようです。また、自身の髪の悩みに対して高い効果を期待して購入したものの、期待外れに終わったという声も見受けられました。

5-3. 客観的に見たReZARDシャンプーの評価と購入すべき人

これらの良い口コミと悪い口コミを踏まえると、ReZARDのシャンプーは以下のように評価できます。

【総評】
高級感のある香りとデザイン性に優れた、アミノ酸系の高品質シャンプー。頭皮や髪への優しさに配慮した処方だが、価格にはブランド価値や各種会員特典が含まれており、純粋なコストパフォーマンスだけで選ぶ製品ではない。

この評価から、ReZARDのシャンプーは以下のような人におすすめできると言えるでしょう。

【おすすめできる人】

  • ヒカルさんのファンで、彼の活動を応援したい、彼の世界観を共有したい人
  • シャンプーに機能性だけでなく、心地よい香りやボトルのデザイン性といった感性的な価値を重視する人
  • 現在、同価格帯(8,000円~10,000円)のサロン専売品を使っていて、新しい選択肢として乗り換えを検討している人
  • シャンプーだけでなく、メンバーシップ限定動画の視聴など、付加価値にも魅力を感じる人
  • 頭皮への刺激が少ない、マイルドな洗い上がりのアミノ酸系シャンプーを探している人

逆に、コストパフォーマンスを最優先する人や、くせ毛、深刻なダメージ、薄毛など、特定の髪の悩みに対する特化した効果を求める人には、より専門的な他の選択肢の方が合っているかもしれません。

6. まとめ:ヒカルの活動休止は在庫問題を逆手に取った壮大なエンタメ企画だった

今回は、人気YouTuberヒカルさんの活動休止宣言から、その背景にあるシャンプーの在庫問題、ReZARDという企業の正体、そして製品の成分や口コミまで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げてきました。

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • ヒカルの活動休止はなぜ?
    表向きの理由は「シャンプーの在庫問題」ですが、真相はそれを逆手に取り、販売促進と話題作りを狙った戦略的なマーケティング企画です。ファンを物語の当事者として巻き込む、壮大なエンターテイメントと言えます。
  • シャンプーの在庫抱えは嘘?
    大量の在庫を抱えていること自体は事実です。ただし「30億円」という数字は売上換算額であり、実際の損失額とは異なります。ピンチを誇張して演出し、コンテンツへと昇華させる巧妙な手法が見て取れます。
  • ReZARDとはどんな会社?
    ヒカルさんと経営のプロ・入江巨之さんがタッグを組む本格的なD2C企業です。アパレル、美容、ホテルなど多角的に事業を展開し、年商50億円を超える「ヒカル経済圏」を形成しています。
  • シャンプーの成分と口コミは?
    成分はアミノ酸系を中心に高品質なものが使われています。口コミでは特に「香り」の評価が高い一方、「価格」に対する不満の声も多く、品質とブランド価値、付加価値を含んだ価格設定となっています。
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この記事を書いた人

こんにちは、地元めしが大好きなクオーゼイです。

IT業界の片隅で働きながら、人生の潤いを「食」と「情報」に求めて生きています。

美味しいもののためなら、どこへでも!気になるお店やグルメイベントがあれば、フットワーク軽く駆けつけます。食レポには自信アリ。

そして、もう一つの好物が「情報」。特に、華やかな芸能界の裏側や、ニュースの行間から見えてくる社会の動きには目がありません。生い立ちが理由…というわけではないですが、政治や公務員の世界に関する「ここだけの話」も、色々知っていたりします。(ブログでどこまで書けるかは、試行錯誤中です!)

ここでは、絶品グルメ情報はもちろん、テレビや新聞だけでは分からない芸能・時事ネタの裏側(?)や、IT業界の小ネタなどを、ざっくばらんに語っていきます。

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