
2012年の年の瀬、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂さんの自宅に「バカ息子」という衝撃的な言葉がスプレーで落書きされる事件が発生しました。この事件は当初、単なる悪質ないたずらとして捉えられていましたが、約2年後、その背景に大物女優・江角マキコさんの存在が浮上し、芸能界全体を揺るがす巨大なスキャンダルへと変貌を遂げました。一体なぜ、このような前代未聞の事件が起きてしまったのでしょうか。そして、犯人と名指しされた江角マキコさんと、被害者である長嶋一茂さんの間には、どのような確執があったのでしょうか。
この記事では、多くの謎と憶測が飛び交う「長嶋一茂邸 落書き事件」の全貌について、当時の詳細な報道、関係者の複雑な人間関係、そして事件に関わった人々のその後に至るまで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げ、その真相に迫ります。
- 事件はいつ、どこで、誰が、どのようにして引き起こしたのか?その詳細な経緯。
- 事件の黒幕と報じられた江角マキコさんの関与と、食い違う主張の真相とは?
- すべての発端となった名門私立小学校での「ママ友トラブル」の根深い実態。
- 事件後、芸能界を去った江角マキコさんの現在の生活と、新たに抱える訴訟問題。
- 事件の渦中にいた長嶋一茂さんの妻・仁子さんとは何者か?その経歴と人物像。
- まことしやかに囁かれる一茂さんの離婚・再婚説や、規格外の年収の実態。
この事件の核心から、関係者たちの数奇な運命と現在の姿まで、この記事を読めば全ての情報が明らかになります。それでは、日本中を震撼させたスキャンダルの真相を、一つずつ紐解いていきましょう。
1. 長嶋一茂の落書き事件とは?何があったのかを詳細に振り返る

長嶋一茂さんのキャリアや人物像を語る上で、避けては通れないのが、この「落書き事件」です。現在ではテレビ番組で自虐ネタとして昇華されていますが、事件当時は大きな社会問題にまで発展しました。一体、具体的に何があったのか、事件の概要からその深刻さを詳しく見ていきましょう。
1-1. 事件の概要を時系列で解説【5W1H】
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように――。ミステリーさながらの展開を見せたこの事件の全体像を、まずは5W1Hに沿って詳細な時系列で整理します。
時期 | 出来事 |
---|---|
2012年12月30日頃 | 【When/Where/What】年末で多くの人々が静かに過ごす中、東京都大田区田園調布に構える長嶋一茂さんの新築自宅の壁やガレージのシャッターに、赤いスプレー塗料で悪質な落書きがされているのが発見されました。一茂さんはこれを単なるいたずらでは済まされないと判断し、速やかに所轄の警視庁大崎署に被害届を提出。警察が器物損壊事件として捜査を開始しました。 |
2014年8月28日 | 【Who/Why】事件発生から約1年8ヶ月後、「週刊文春」がこの事件の背景を報じるスクープ記事を掲載。その衝撃的な内容は、犯行を実行したのは当時、女優・江角マキコさんのマネージャーを務めていた男性であり、さらにその背後には江角さん本人からの指示があったというものでした。この報道により、事件は一気に芸能スキャンダルへと発展しました。 |
2014年9月9日 | 【Whose statement】報道を受けて世間の非難が集中する中、江角マキコさんが自身の公式ブログで初めて言及。「様々な関係者の皆様に大変なご迷惑とご心配をお掛け致しました」と謝罪しつつも、事件への直接的な関与については「私自身、週刊誌でこの件を初めて知った次第」と強く否定しました。 |
2014年9月 | 【How】警視庁は、週刊文春の報道を受けて元マネージャーから任意で事情聴取。報道によれば、元マネージャーは落書き行為自体は認めたものの、「江角さんが(ママ友トラブルで)かわいそうな立場にあると思い、自分が独断で勝手にやった」という趣旨の供述をしたとされています。これにより、江角さん本人の指示を立証することは極めて困難な状況となりました。 |
2017年1月23日 | 【Aftermath】落書き事件以降、CM降板など仕事が激減していた江角マキコさんが、代理人弁護士を通じて芸能界からの引退を電撃発表。表向きの理由は「子育てへの専念」とされました。 |
2025年現在 | 【Present】被害者であったはずの長嶋一茂さんが、テレビ番組でこの事件を頻繁に自らネタにしています。「落書き」というキーワードに過剰に反応してみせる一連のやり取りは、今や彼の持ちネタの一つとして定着しています。 |
事件発生から報道、そして関係者のその後に至るまで、非常に長い時間をかけて展開したことがわかります。特に、報道までに約1年8ヶ月ものタイムラグがあった点は、水面下で様々な情報戦や交渉が行われていた可能性を強く示唆しています。
1-2. 「バカ息子」と書かれた衝撃的な内容とその悪質性
この事件が社会に与えたインパクトは、その犯行内容の悪質さにありました。単なる落書きではなく、書かれた言葉が極めて侮辱的だったのです。報道によると、長嶋一茂さんの自宅の壁には、赤いスプレー塗料で「バカ息子」「アホ」といった言葉が、大きく、そして執拗に書きなぐられていました。
「ミスタープロ野球」として国民的な尊敬を集める長嶋茂雄さんを父に持つ一茂さんにとって、「バカ息子」という言葉は、彼の出自そのものを否定し、嘲笑するような最も屈辱的な表現の一つです。犯人がこの言葉をわざわざ選んだ点に、強い個人的な憎悪や悪意が透けて見えます。さらに、犯行に使われたのが消えにくいスプレー塗料であり、新築の家に書かれたという点も、被害者に与える精神的ダメージを増幅させる悪質なものでした。この異常なまでの攻撃性が、事件を単なるいたずらではない、計画的な犯行として印象付けたのです。
1-3. 長嶋一茂の現在の反応「落書きの話はやめて!」は鉄板ネタか
事件から10年以上の歳月が流れた現在、長嶋一茂さんはこの痛い経験を、見事に笑いへと昇華させています。テレビ番組、特に「ザワつく!金曜日」や「一茂×かまいたち ゲンバ」などで、共演者が「落書き」という単語を発すると、すかさず「ちょっと、その話はやめてもらいたい!」と大げさに反応。しかし、その直後には「どうもこのワードに反応しちゃうのよ」「ガレージのシャッターだって」などと、自ら事件の詳細を補足してスタジオを爆笑させるのがお決まりのパターンとなっています。
この一連の流れは、もはや彼のタレントとしての”鉄板ネタ”であり、一種の様式美すら感じさせます。この「ネタ化」は、彼が事件による精神的ショックを乗り越えた証であると同時に、どんな逆境もエンターテインメントに変えてしまうという、彼の類まれなタレント性を示しています。被害者である本人が笑いに変えることで、この事件が持つ暗いイメージを中和し、視聴者が安心して笑える空気を作り出しているのです。事件のトラウマを笑いに変えるその姿勢は、多くの人々に強烈な印象を与えています。
2. 長嶋一茂の落書き事件、犯人は江角マキコだったのか?真相を巡る攻防

この事件の核心は、やはり「誰が黒幕だったのか?」という点に集約されます。週刊文春の報道は、国民的女優だった江角マキコさんを名指ししました。果たして彼女は本当に事件を指示したのでしょうか。当時の報道や本人の弁明、そして警察の動きから、その真相を巡る攻防を詳しく見ていきます。
2-1. 週刊文春の報道で発覚した驚きの真相とは?
2014年8月28日発売の「週刊文春」が投じた爆弾は、芸能界を震撼させました。その記事は、長嶋邸への落書き事件の実行犯が、当時江角マキコさんの担当マネージャーだったA氏であり、A氏が江角さん本人の指示を受けて犯行に及んだと断定的に報じたのです。
記事は非常に具体的で、江角さんがA氏に対し「(長嶋家とのトラブルで)頭にきているから、書いてきて」といった趣旨の指示を出したこと、さらには犯行後、A氏にスプレー代などの経費として現金約10万円を手渡したことまで詳細に記述していました。この生々しい報道は、江角さんが事件の首謀者であるというイメージを決定的にし、彼女を絶体絶命の窮地に追い込みました。
2-2. 江角マキコの元マネージャーが実行犯と供述した背景
週刊文春の報道後、警視庁は器物損壊の容疑で元マネージャーA氏から事情を聴取しました。A氏は、落書きをしたこと自体は素直に認めたとされています。しかし、最も重要な「誰の指示だったのか」という点については、驚くべき供述をしました。
報道によれば、A氏は「江角さんが(ママ友とのトラブルで)孤立していてかわいそうだと思った。だから、自分が勝手にやった」と、江角さんの指示を否定し、自身の単独犯行であると主張したのです。この供述は、江角さんを守るための嘘だったのか、それとも本当にA氏が同情心から暴走した結果だったのか、今となっては確かめようがありません。しかし、この供述によって、警察が江角さんの関与を法的に立証するハードルは一気に高くなりました。
2-3. 江角マキコ本人は関与を否定するもブログで謝罪した意図
世間の非難の嵐が吹き荒れる中、江角マキコさんは2014年9月9日、自身のブログでついに重い口を開きました。ブログ記事のタイトルは「皆様へのご報告」。その中で、まず「様々な関係者の皆様に大変なご迷惑とご心配をお掛け致しましたこと」を深く謝罪しました。
しかし、事件への関与については「私自身、週刊誌でこの件を初めて知った次第」と、報道内容を真っ向から否定。続けて、「元マネージャーから私に対し、このような事態をおこして迷惑をかけたとして謝罪の連絡がありました」と、あくまで元マネージャーが引き起こした問題であるというスタンスを明確にしました。そして、「立場上、私の責任も重く感じ、長嶋様には心から申し訳なく思っております」と、使用者責任のような形で長嶋家への謝罪の意を示したのです。
このブログの内容に対し、ネット上では「白々しい」「マネージャー一人に責任を押し付けている」など、火に油を注ぐ結果となりました。自身の潔白を主張しつつも、道義的責任には言及するという複雑な論法は、多くの人々の納得を得られませんでした。
2-4. 警察の事情聴取と事件の法的な結末はどうなった?
器物損壊罪は、3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料が科される犯罪です。被害届が出ている以上、警察は捜査を進めなければなりません。元マネージャーA氏は、実行犯として容疑が固まり、書類送検される可能性があると広く報じられました。
一方で、指示役とされた江角マキコさんについても、警視庁は参考人として事情を聴く方針だとされました。しかし、A氏が江角さんの指示を否定している以上、物証でもない限り、彼女の関与を立証するのは困難でした。結局、江角さんが警察の聴取を受けたのか、そしてA氏がどのような法的処分を受けたのかについて、その後の明確な報道はなく、事件は刑事事件として明確な決着を見ないまま、事実上の幕引きとなりました。当事者間で何らかの示談が成立した可能性も指摘されていますが、真相は不明です。
3. 長嶋一茂の落書き事件の発端は何?理由は「ママ友トラブル」という根深い闇
一見、何の関係もなさそうな長嶋一茂さんと江角マキコさん。二つの家族を結びつけ、そして破滅的な対立へと導いたのは、子供たちが通う名門私立小学校で繰り広げられた、保護者同士の複雑で根深い「ママ友トラブル」でした。
3-1. 原因は名門小学校での壮絶な「ママ友トラブル」
事件の根源は、江角マキコさんの子供と長嶋一茂さんの双子の娘が通っていた、ある名門私立小学校の保護者間で起こった確執にあると言われています。驚くべきことに、事件が起きる数年前まで、江角家と長嶋家は非常に親密な関係にありました。報道によれば、両家は一緒に温泉旅行に数回行くなど、家族ぐるみの付き合いをしていた時期もあったのです。
しかし、子供同士の些細なトラブルや、教育方針、保護者としての立ち振る舞いなどを巡って、徐々に両家の間に溝が生まれていきました。特に、長嶋一茂さんの妻である仁子さんを中心とする保護者グループと、江角マキコさんとの間で深刻な対立関係が形成されていったと、複数の週刊誌が報じています。
3-2. 江角マキコが主張した「いじめ」の具体的な内容とは?
落書き事件が報道されるわずか1ヶ月前の2014年7月、江角マキコさんは自身のブログで、このママ友トラブルについて「4年以上もいじめを受けていた」と、突如として告白しました。これは、来るべき週刊誌報道に対する先制攻撃だったのではないかとも見られています。
ブログには、「お弁当を作らずにメロンパンだけ持たせている」といった事実無根の噂を流されたり、「露骨に無視をされたり、嫌味を言われたりした」など、彼女が受けたとされる具体的な「いじめ」の内容が綴られていました。この告白は、当初は江角さんへの同情を集めましたが、すぐさま事態は一変します。同じ学校の他の保護者から「迷惑をかけていたのは江角さんの方だ」「彼女は被害者ではなく加害者」といった趣旨の反論文が女性誌に寄せられ、両者の主張が真っ向から対立する泥沼の様相を呈したのです。
3-3. 長嶋一茂の嫁・仁子さんとの確執が根本にあった?
このママ友トラブルにおいて、江角さんと対立するグループのリーダー格、いわゆる「ボスママ」と報じられたのが、長嶋一茂さんの妻・仁子さんでした。仁子さんは元銀座No.1ホステスという異色の経歴を持ち、その卓越したコミュニケーション能力と人心掌握術で、保護者コミュニティの中でも中心的な存在だったとされています。
一方で、江角マキコさんはドラマ『ショムニ』のイメージそのままの、竹を割ったようなサバサバした性格で知られています。周到に人間関係を築くタイプの仁子さんと、自分の意見をはっきりと主張するタイプの江角さん。この二人の性格の不一致が、最終的に修復不可能な確執へと繋がった可能性は高いでしょう。江角さんが感じていた「いじめ」の根源が仁子さんにあると思い込んだ結果、その夫である一茂さんの家を攻撃対象に選んだ、というのが多くのメディアが報じた事件の構図でした。
4. 落書きトラブルの舞台となった学校はどこ?
この泥沼のトラブルが繰り広げられたのは、芸能人や財界人の子弟が多く通うことで知られる、日本屈指の名門私立学校でした。一体どこの学校で、なぜこのような問題が表面化してしまったのでしょうか。
4-1. 舞台となったのは名門「青山学院初等部」
数々の報道により、この事件の舞台となったのは東京都渋谷区にキャンパスを構える青山学院初等部であることが特定されています。青山学院は、幼稚園から大学までの一貫教育を特色とし、自由な校風と高い教育水準で知られる、誰もが憧れる名門校の一つです。
長嶋一茂さんも、2025年3月9日に放送されたテレビ番組「一茂×かまいたち ゲンバ」のロケ中に青山学院のキャンパスを指差し、「卒業したから言うけど、娘はここ行ってた。幼稚園から」と自ら明言しており、この報道が事実であることを裏付けています。
4-2. なぜ名門・青山学院でトラブルが起きてしまったのか?
名門校、特に保護者の社会的な地位が高い家庭が集まる学校では、特有の人間関係が形成されがちです。青山学院も例外ではなく、保護者会(PTA)活動などを通じて親同士の交流が非常に密接になります。これは良好なコミュニティを築く一方で、一度関係がこじれると、閉鎖的な環境の中で問題が深刻化しやすいという側面も持ち合わせています。
また、保護者の中には芸能人や著名人も多く、彼らの存在は他の保護者からの好奇の目に晒されやすいという特殊な事情もあります。プライバシーの確保が難しく、些細な言動が噂となって広まりやすい環境は、トラブルの温床になり得ます。江角マキコさんと長嶋家の間で起きたトラブルは、このような名門校が抱える光と影の「影」の部分が、最悪の形で噴出してしまった事例と言えるのかもしれません。
5. 江角マキコの現在は何してる?引退後の驚きの活動と新たなトラブル

落書き事件は、江角マキコさんのキャリアに致命的なダメージを与え、彼女は2017年に静かに芸能界を去りました。引退から数年が経過した今、彼女はどのような生活を送っているのでしょうか。その現在の姿と、新たに報じられた衝撃的なトラブルについて調査しました。
5-1. 2017年に芸能界を引退した本当の理由とは
江角マキコさんは引退の公式な理由を「子供たちのために、今、私にしか出来ないことを選択し専念する時期だと考えた」と説明しました。しかし、その裏には複数の深刻な問題が重なっていたというのが定説です。落書き事件によるイメージの失墜は決定的で、CM契約は打ち切られ、レギュラー番組も次々と降板。仕事が激減したことは紛れもない事実でした。
それに追い打ちをかけたのが、プライベートでのトラブルです。引退直前の2017年1月、投資詐欺事件で逮捕歴のある実業家A氏との不倫疑惑が報じられました。さらに、夫であるフジテレビのディレクター・平野真氏とは2015年から別居状態にあることも明らかになりました。仕事と私生活の両面でスキャンダルが重なったことが、彼女に引退という決断をさせた最大の理由だと考えられています。
5-2. 2025年にSNS登場で復帰の噂!現在の顔画像は?
長い沈黙を破り、江角マキコさんは2025年2月、突如として公の場に姿を見せました。友人であるという人物が手掛ける美容ブランド「MADO」のInstagramやTikTokに、長女と共に出演したのです。動画の中の彼女は、とても58歳とは思えないほどの美貌とスタイルを維持しており、その姿はネット上で瞬く間に拡散。「相変わらず美しい」「ショムニの頃と変わらない」といった驚きと称賛の声が殺到し、「芸能界復帰も近いのでは?」という憶測が飛び交いました。
しかし、この復帰待望論に対し、江角さんの代理人弁護士は「女優に復帰する予定は、現在も今後も一切ありません」と明確に否定。今回のSNS登場は、あくまで友人への協力の一環であったようです。
5-3. インターナショナルスクールとの泥沼訴訟トラブルとは?
引退後は平穏な生活を送っているかと思いきや、江角さんは新たな法廷闘争の渦中にいることが報じられています。2023年に「フライデー」が報じたところによると、江角さんは息子が通っていた名門インターナショナルスクール「ケイ・インターナショナルスクール東京(KIST)」や、その元理事長の遺族から名誉毀損などで訴訟を起こされているというのです。
報道によれば、元理事長との間に交わされた2億3000万円にも及ぶ公正証書を巡る金銭トラブルが裁判に発展しているとのこと。遺族側は、江角さんが判断能力の低下した元理事長を言いくるめて不当な契約を結ばせた、と主張しています。この訴訟では、女優の岩崎ひろみさんが「江角さんに洗脳されていた」と証言するなど、事態は非常に複雑な様相を呈しています。落書き事件から10年以上が経過してもなお、彼女の周囲には法的なトラブルの影が付きまとっているようです。
6. 長嶋一茂の家族構成!嫁・子供・娘はどんな人?

テレビでは破天荒なキャラクターで知られる長嶋一茂さんですが、その素顔は家族を深く愛する一人の父親であり夫です。これまであまりメディアに登場することのなかった謎多き家族、妻の仁子さんと双子の娘さんについて、その人物像に迫ります。
6-1. 妻は元銀座No.1ホステスの敏腕社長・長嶋仁子さん
長嶋一茂さんの人生を語る上で欠かせない存在が、妻の長嶋仁子(ながしま ひとこ)さんです。旧姓を猪野(いの)さんといい、一茂さんとは1999年9月に結婚しました。仁子さんは鹿児島県の出身で、高校卒業後に単身上京。銀座の高級クラブの世界に身を投じ、その美貌と知性、そして卓越した気配りで、老舗「ドルフィン」や「ブークラ」でNo.1ホステスの座にまで上り詰めたという伝説的な経歴の持ち主です。
二人の出会いは、一茂さんが元巨人の宮本和知さんに連れられて訪れたクラブでした。仁子さんの細やかな心遣いに感銘を受けた一茂さんが猛アタックし、交際に発展。その後、一茂さんがプロ野球を引退しタレントに転身する際には、個人事務所「ナガシマ企画」の設立を主導し、自らが社長に就任。マネージャーとして夫の芸能活動を全面的に支え、現在の成功に導いた敏腕プロデューサーでもあります。一茂さんが「最高のパートナー」と全幅の信頼を寄せる、まさに公私にわたる最強の伴侶です。
6-2. 双子の娘は現在海外留学中!その素顔とは?
長嶋夫妻には、2004年6月に誕生した二卵性の双子の娘さんがいます。2025年現在、21歳になる彼女たちは、有名人の子供としてのプレッシャーから守るため、これまで顔や名前は公にされてきませんでした。しかし、父である一茂さんの口からは、愛情あふれるエピソードが度々語られています。
幼少期は青山学院に通っていましたが、高校卒業後は二人ともそれぞれの道へ進み、海外に留学中です。一茂さんの話によれば、一人はハワイ、もう一人はオーストラリアにいるとのこと。父親がアポなしで留学先に会いに来るというエピソードや、いまだに娘と一緒に寝ることがあるという溺愛ぶりも明かされています。彼女たちが自立していくことに寂しさを感じつつも、その成長を温かく見守る父親としての一面がうかがえます。
6-3. 父・長嶋茂雄や妹・長島三奈との複雑な関係
一茂さんの家族関係で常に注目されるのが、父であり球界のレジェンド・長嶋茂雄さんと、スポーツキャスターとして確固たる地位を築く妹・長島三奈さんとの関係です。過去には、父・茂雄さんの財産管理や介護の方針などを巡り、一茂さんと三奈さんとの間で深刻な対立があり、絶縁状態にあるとまで報じられた時期がありました。
特に、一茂さんが父の肖像権などを管理する会社を巡って三奈さんと対立したことは有名です。しかし、近年では父・茂雄さんの米寿の祝いに家族が集まるなど、関係は修復に向かっていると見られています。複雑な事情を抱えながらも、家族としての絆は続いているようです。
7. 長嶋一茂は離婚・再婚してる?気になる噂の真相を徹底調査
長嶋一茂さんについて検索すると、関連キーワードとして「離婚」や「再婚」が頻繁に表示されます。25年以上連れ添った妻の仁子さんとの関係は、実際にはどうなのでしょうか。まことしやかに囁かれる噂の真相を明らかにします。
7-1. 「再婚」の噂はデマ!結婚歴は仁子さんとの一度きり
まず結論から言うと、長嶋一茂さんに離婚歴はなく、したがって再婚の事実も一切ありません。1999年に結婚した仁子さんが、彼にとって最初で最後の妻です。インターネット上で見られる「再婚相手」や「最初の妻」といった情報は、完全なデマや誤解に基づいています。2024年には結婚25周年となる銀婚式を迎えるなど、二人の婚姻関係は現在も継続中です。
7-2. なぜ離婚の噂が絶えない?テレビでの夫婦関係エピソードが原因か
では、なぜこれほどまでに離婚や再婚の噂が広まってしまうのでしょうか。その最大の原因は、一茂さん自身がテレビ番組で語る、ユニークすぎる夫婦関係のエピソードにあると考えられます。
例えば、「妻から『稼いでこい!』と叱咤される」「娘たちが留学して夫婦二人暮らしになったが、家ではお互い違うフロアで寝ている」「妻から時々、離婚を切り出される」など、常識では測れない夫婦の日常を赤裸々に、そして面白おかしく語るのです。これらの発言が断片的に切り取られ、「夫婦仲が悪いのでは?」「離婚秒読みか?」といった憶測を呼んでしまうのです。しかし、実際にはこれらも、互いの独立性を尊重し、何でも言い合えるという、彼ら独特の信頼関係の表れと見るべきでしょう。
8. 長嶋一茂の年収はいくら?規格外の収入源を解明
年間100日以上をハワイで過ごすなど、その豪快なライフスタイルが度々話題になる長嶋一茂さん。その経済的基盤となっている収入は、一体どれほどの規模なのでしょうか。テレビタレントの枠を超えた、驚くべき年収とその収入源の実態に迫ります。
8-1. 推定年収は6億円超え!タレント業だけではない多角的な収入源
複数のメディアの報道や業界関係者の話を総合すると、長嶋一茂さんの現在の年収は、推定で6億円を超えるとされています。これは日本のタレントの中でもトップクラスの金額です。プロ野球選手時代の最高年俸が1800万円だったことを考えると、引退後にいかに大きな成功を収めたかがわかります。
この莫大な収入は、テレビ出演料だけに依存するものではありません。「羽鳥慎一モーニングショー」などのレギュラー番組や多数の特番出演によるギャラも高額ですが、それは彼の収入の一部に過ぎません。CM契約料や、後述する不動産収入などが、彼の収入を多角的に支えています。
8-2. 収入の柱は不動産投資!引退後400万円から築いた資産家としての一面
一茂さんの収入構造で最も大きな割合を占めているのが、実は不動産投資による収益です。彼自身がテレビ番組で語ったところによると、プロ野球引退時の貯金はわずか400万円。当時の交際相手だった仁子さんから「なんでそんなにお金がないの?」と叱責されたことをきっかけに、猛烈に投資の勉強を始めたそうです。
特に、円高が進んだ時期にドルを大量に購入し、その後の円安局面で莫大な為替差益を得たことや、父・茂雄さんの影響もあって早くから不動産投資に着目していたことが、現在の資産形成の礎となりました。現在では、港区に5階建ての自社ビルを所有するほか、都内各所やハワイにも複数の不動産を所有し、そこから得られる月数千万円とも言われる莫大な賃貸収入が、彼の生活と精神的な余裕を支える最大の柱となっています。テレビでどんな過激な発言をしても干されないのは、この強力な経済的バックボーンがあるからこそ、という見方もできるでしょう。
9. 総括まとめ
今回は、2012年に発生した長嶋一茂さん邸への「バカ息子」落書き事件の全貌から、事件に関わった人々の現在、そして一茂さん自身の家族や収入といったパーソナルな部分まで、幅広く、そして深く掘り下げてきました。
- 落書き事件の概要: 2012年、長嶋一茂さん宅に「バカ息子」と落書きされた事件。約2年後に週刊誌報道で、女優・江角マキコさんの指示による犯行であったと報じられ、社会的な大スキャンダルに発展しました。
- 事件の真相と理由: 実行犯は江角さんの元マネージャーとされ、本人は単独犯行を主張。事件の根源には、子供たちが通う名門「青山学院初等部」での保護者間の深刻な「ママ友トラブル」があったと見られています。
- 江角マキコの現在: 事件の余波を受け2017年に芸能界を引退。2025年にSNSに登場し大きな話題となりましたが、復帰は否定。現在は別の金銭トラブルを巡る訴訟を抱えていると報じられています。
- 長嶋一茂の家族とプライベート: 妻は元銀座No.1ホステスで、現在は個人事務所の社長を務める敏腕な仁子さん。双子の娘は海外留学中です。離婚や再婚の事実はなく、夫婦関係は25年以上続いています。
- 長嶋一茂の驚異的な年収: テレビタレントとしての高額な出演料に加え、不動産投資で莫大な収益を上げており、推定年収は6億円を超えるとされています。
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